2019年06月26日

Monica Zetterlund / Waltz For Debby

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FM東京「アスペクト・イン・ジャズ」で、油井正一氏がこのアルバムを紹介した。浪人している時、深夜のラジオから聴こえてくるジャズ。油井氏の分かりやすい解説。この番組で、モニカ・ゼタールンドを知った。流れたのはCome Rain Or Come Shineだった。それから45年。雨のときもあれば、晴れのときもあった。

特筆すべきは、ビル・エバンスが歌伴をやっていること。所有するアルバムの中で、ボーカルをバックにピアノを弾くエバンスはこの一枚だけである。そして、ストックホルムでの8月の録音ながら、エバンス自身が「サンタが街にやってくる」を最後に歌っている。エバンスは、意外とひょうきんな男だったのかも知れない。

1. Come Rain Or Come Shine
2. Beautiful Rose (Jag Vet En Dejlig Rosa)
3. Once Upon A Summertime
4. So Long Big Time
5. Waltz For Debby (Monicas Vals)
6. Lucky To Be Me
7. Sorrow Wind (Vindarna Sucka Uti Skogarna)
8. It Could Happen To You
9. Some Other Time
10. In The Night (Om Natten)
11. Come Rain Or Come Shine [alternate take]
12. Come Rain Or Come Shine [alternate take]
13. Lucky To Be Me [alternate take]
14. It Could Happen To You [alternate take]
15. It Could Happen To You [alternate take]
16. Santa Claus Is Coming To Town

Monica Zetterlund - vocals
Bill Evans - piano
Larry Bunker - drums
Chuck Israels - bass

Recorded on August 29, 1964 in Stockholm, Sweden.

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2019年06月25日

「徒然ディラン No.439」 Never Let Me Go

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ソングライターのJoseph Scott作で、リズム&ブルースのシンガーJohnny Aceが1954年にリリースした曲。そんな曲を「ローリング・サンダー・レヴュー」のツアーに持ち込んだのは、ディランなのかデュオで一緒に歌ったジョーン・バエズなのか。1975年10月30日から12月8日までのツアーで22回も歌っている。歌詞の内容は極めて平易で、辞書なしで訳すことができる。50年代らしいラブソング。

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2019年06月24日

Pete La Roca / Basra

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ジャズ・メッセンジャーズを率いたアート・ブレイキーは別として、ドラマーによるリーダー・アルバムは決して多くない。日本の富樫雅彦や森山威男のアルバムは世界的に見ても珍しい位置づけではないだろうか。そんなことを思いながら、この「バスラ」を久しぶりに聴いた。

「バスラ」とは、イラク南部の第2の都市。夏場は平均最高気温が摂氏40度を超えるようだ。想像するだけで頭がくらくらしてきて、ここで表現している中東的なサウンドに言いようもない気怠さを感じてしまう。そんな感覚をさらに呼び起こすようなジャケットデザイン。特にLの上にAを載せた配置は、ラロカのビート感覚とも一致しているようにも思えてくる。50年代、60年代を通して、リーダーがドラマーのジャズ・アルバムの中では最高峰だろう。頂上を極めた浮遊感がここにある。

1. Malaguena
2. Candu
3. Tears Come From Heaven
4. Basra
5. Lazy Afternoon
6. Eiderdown

Joe Henderson - tenor saxophone
Steve Kuhn - piano
Steve Swallow - bass
Pete La Roca - drums

Recorded on May 19, 1965 at Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, New Jersey.

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「徒然ディラン No.438」 Easy And Slow

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「ローリング・サンダー・レヴュー」のツアーに向け、1975年10月29日のリハーサルで録音。歌詞は見当たらないし、ディラン自身の曲なのかも不明。ディランはギターとハーモニカによる弾き語りで、タイトル通りゆったりと歌い切っている。5分23秒。現時点で入手できた情報は以上。熱心なファンが歌詞を投稿してくるのを待つことにしよう。

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2019年06月23日

「徒然ディラン No.437」 Patty's Gone To Laredo

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ディランの公式サイトには、この曲のタイトルが記載されているものの、作者も歌詞も掲載されていない。ツアー「ローリング・サンダー・レヴュー」に向けてのリハーサルで録音。映画「レナルド&クララ」の挿入曲であり、非公式サイトUntold Dylanで有志が聴き取った歌詞を確認するところまではできた。恐らく、映画の一場面を歌った曲なのだろう。映画を観れば、この曲の位置づけを理解できるのかも知れないが、リハーサルの録音はあまりにも音質が悪すぎる。

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Oscar Pettiford / Another One

Oscar Pettiford 195508 Another One.JPG

過去のスケジュールを確認したところ、2012年4月12日に出張を兼ねて仙台のジャズ喫茶「カウント」へ行った時、初めて聴いたアルバム。ちなみに、翌日は仙台から名古屋へ行き、2014年にノーベル物理学賞を受賞した天野先生を訪ねていた。名古屋から戻って、このアルバムを調べたところ、CD化はされているものの廃盤となっていて、中古で3,000円、新品で6,000円以上だった。そして、12年末に1,329円で良品の中古CDを発見。ようやく手に入れることができた。

それまで自分の中でのオスカー・ぺティフォードは、名脇役でしかなった。このアルバムをきっかけにして、リーダー作を検索したら正式なものが15枚。そのほとんどが廃盤。このアルバムに関しては、詳細な録音データが残っていない。全9曲が非常に良くまとまっているので、いくつかのセッションから選び抜かれたのだろう。特に4曲目のBohemia After Darkは、ぺティフォードのウッドベースで始まる主旋律が印象的である。ところで、ジャケットのぺティフォードの仕草は何を意味しているのだろう。「こりゃあ出来過ぎだぜ」と解釈したいのだが。

1. Kamman's A' Comin'
2. Minor Seventh Heaven
3. Stardust
4. Bohemia After Dark
5. Oscalypso
6. Scorpio
7. Titoro
8. Don't Squawk
9. Another One

Jerome Richardson - tenor saxophone, clarinet
Gigi Gryce - alto saxophone, clarinet
Donald Byrd - trumpet
Ernie Royal- trumpet
Bobby Brookmeyer - trombone
Don Abney - piano
Oscar Pettiford - bass
Osie Johnson - drums

Recorded in 1954 - 1955 in NYC.


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2019年06月22日

「徒然ディラン No.436」 Up To Me

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断片的な12の回想で構成されるディランの曲。「何もかもが悪くなり、金では解決できない」といきなり現実的な表現で始まる。「君はもう行ってしまい、俺は後始末するしかないようだ」、「君らしいやり方で君は俺を裏切り、君の心の鍵を解くのは俺しかないと言われた」、「人生なんてパントマイムさ。二人のどちらかが旅に出るしかない。それは俺なんだろうな」と続けていく。泥沼に落ち込んでいく二人の情景を描いているのだが、ディランの歌い方には過度な抑揚がない。

アルバム「血の轍」に向けて1974年9月に4回録音したものの、このアルバムには収録されなかった。6分を超える曲と言うこともあって、LPには入りきらなかったのだろうが、あまりにも私的な内容なので何らかの抑制が働いたような気もする。結局のところ、ディランは録音後にこの曲を封印してしまった。

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Miles Davis / We Want Miles

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1981年の3つのライブを集めたアルバム。その1つが新宿西口広場(現在の都庁がある場所)での10月4日のライブ。もう38年前のことなので詳しく覚えていないが、初日の10月2日(金)に仕事を休んで観に行ったと思う。ビル風が強く、警備員の声もうるさく最悪の会場だった。レーザー光線と舞台の上を歩き回るマイルスだけが印象に残っている。だが、再生マイルスと時代を共有できたのは自分にとっては大きな財産。

1980年代初め、ジャズは混迷の時代だった。それは、ジャズだけではなく、フォーク・ロックも同様だった。ボブ・ディランの作品も視点が定まらなかった。そんな中で、発表されたアルバム。We Want Milesというタイトルは、リスナーの心を捉えた。ジャケットもシンプルかつインパクトがあった。マイルスは「オレの地を這う音楽を聴いてくれ」とジャケットで表現してくれた。トランペットを地面に向け、肩でMilesの文字を背負っている。

1. Jean Pierre
2. Back Seat Betty
3. Fast Track
4. Jean Pierre
5. My Man's Gone Now
6. Kix

Miles Davis - trumpet, electric piano
Bill Evans - soprano saxophone, tenor saxophone
Mike Stern - electric guitar
Marcus Miller - bass guitar
Al Foster - drums
Mino Cinelu - percussion

Track 1 & 4
Recorded on October 4, 1981 at Shinjuku Nishi-Guchi Hiroba, Tokyo, 2nd set.

Track 2
Recorded on July 5, 1981 at The Avery Fisher Hall, NYC.

Tracks 3, 5 & 6
Recorded on June 27, 1981 at The KIX, Boston, MA.


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「徒然ディラン No.435」 Gwenevere

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アルバムThe Rolling Thunder Revue - The 1975 Live Recordingsに収録。「ローリング・サンダー・レヴュー」のツアーに向けたリハーサル曲として1975年10月21日に録音。ディラン作という情報しか入手できなかった。時が経てば、、非公式なディランサイトに、コアなマニアが何度もこの曲を聴いて歌詞を投稿してくれるだろう。ただし、アルバムにはGwenevere [incomplete]と記載されているので、未完の曲にチャレンジするマニアがいるだろうか。

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森山威男 / 山

森山威男 200203 2 山.JPG

このアルバム「山」の前編である「森」と同様に、ライナーノーツで森山自身が父親のことを書いている。『山のように威厳のあった父のこと。<中略>高校生のとき、父は俺を歯医者にしたかったらしい。父にお願いをした。「俺、ドラムをやりたいんだ。東京に習いに行かせてくれ」「本当にそうしたいなら、やりなさい。心配するな」と言ってくれた。死ぬ気でがんばろう、と思った。<中略>ドラマーになっても父は俺をだめな息子だと思っていたらしい。初めて俺の演奏を聞いた後、言った。「そんなに汗をかいて、命っきり叩かんと生活できんのか」大笑いした。<中略>入院中の父の耳元で「赤とんぼ」を歌ってあげた。じっとしていた。山のように。』

前編「森」は重量感、後編「山」は高揚感。「森」と「山」で、森山威男は一つの頂点に登り詰めた。

1. A Fox In The Woods
2. Sound River
3. Hey, Open Up!
4. Tribute To Trane
5. Sunrise

音川英二 - soprano saxophone, tenora saxophone
George Garzone - soprano saxophone, tenora saxophone
田中信正 - piano
望月英明 - bass
森山威男 - drums

Recorded on March 9 & 10, 2002 at studio F, Tajimi-shi, Gifu.

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2019年06月21日

「徒然ディラン No.434」 Dark As A Dungeon

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カントリー&ウェスタン系のギター奏者でシンガーソングライターでもあるMerle Travis(マール・トラビス)作。炭坑労働者の辛さを歌った曲。dungeonとは地下牢のこと。「ローリング・サンダー・レヴュー」のツアーに向けて、ディランはジョーン・バエズに二人で歌える曲を彼女自身に依頼したのだろう。そして、バエズはディランにメッセージ性のある曲を歌わせたいと考え、この曲を選択した。

バエズに一任した曲なので、ディランは手を抜かず真剣に取り組んでいる。だが、原曲に忠実過ぎてディランらしさが出ていないし、バエズとのデュオに必然性も感じられない。バエズによって「地下牢」に入れられたディランのような気がする。

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2019年06月20日

森山威男 / 森

森山威男 200203 1 森.JPG

ライナーノーツで、森山自身が父親のことを書いている。『森のように静かだった父のこと。<中略>高校生のとき、親をだまして金をせしめ、パチンコをした。玉をはじいている俺の後ろから「この台は出るか」と声がした。片手に玉を持った父が隣の台に座った。二度と親をだますまいと思った。<中略>70歳を過ぎたとき、父が言った。「俺は歯医者には向いていないような気がする」「いまさら」と思った。<中略>80歳を過ぎたとき、無口な父が力強く言った。「威男!今からでも遅くはない。頑張れば二人で立派な狸になれる」分からん。入院中の父の耳元で「赤とんぼ」を歌ってあげた。静かだった。森のように。』

このアルバム「森」と続編アルバム「山」は、同じメンバーでの同日録音。「森」は重量感のある奥深い印象を与える。スイングジャーナル選定ゴールドディスク。いや、それ以上に存在感のアルバムである。

1. The Immigrant
2. Gratitude
3. In A Sentimental Mood
4. The House Of The Rising Sun
5. Hole In The World

音川英二 - soprano saxophone, tenor saxophone
George Garzone - soprano saxophone, tenor saxophone
田中信正 - piano
望月英明 - bass
森山威男 - drums

Recorded on March 9 & 10, 2002 at studio F, Tajimi-shi, Gifu.

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2019年06月19日

「徒然ディラン No.433」 This Land Is Your Land

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伝説的なツアー「ローリング・サンダー・レヴュー」では、ステージの最後はこの「我が祖国」で幕を閉じることが多かったようだ。ウディ・ガスリー作で、ツアーの趣旨に最適な曲だったのだろう。ジョーン・バエズが中心となって歌い、メンバーが歌をつないでいく。その中で、ジョニ・ミッチェルはこう歌っている。「カリフォルニアからニューヨークの島まで」を「ボナビスタからバンクーバー島まで」、そして「セコイアの森からメキシコ湾まで」を「北極圏からザ・グレート・レイクスまで」と。つまり、カナダ・バージョンで、ミッチェルはカナダ・アルバータ州の生まれ。「我が祖国」が入っているガスリーのアルバムは持っていないが、ニール・ヤングとピート・シーガーのアルバムを所有。この二人の「我が祖国」もいい感じである。

This land is your land, this land is my land
From California to the New York Island
(Canadian Version: From Bonavista to Vancouver Island)
From the redwood forest to the gulf stream waters
(Canadian Version: From the Artic Circle to the Great Lake waters)
This land was made for you and me

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2019年06月16日

「徒然ディラン No.432」 What Will You Do When Jesus Comes?

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伝説的なツアー「ローリング・サンダー・レヴュー」のリハーサルで、1975年10月19日に録音。作者不明で、歌詞も見当たらず。何か情報はないかと調べ進めたところ、この曲が映画『レナルド&クララ』に収録されていることを知り、Youtubeでその場面を確認することはできた。しかしながら、結局のところ何を伝えようとしているのかは理解できず。「イエスが来たらどうするんだと?」と問われても答えようがない。

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「徒然ディラン No.431」 Hollywood Angel

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アルバムThe Rolling Thunder Revue - The 1975 Live Recordingsに、1975年10月19日のリハーサル曲として収録。ディラン作という情報しか得られず、歌詞は見つからなかった。2分50秒の録音であるが、ディランがHollywood Angelとつぶやいていることは確か。リハーサル中にリズムとコードが浮かんできて、音合わせをしながら、何となくハリウッド映画でも思い出したのだろう。

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2019年06月15日

Keith Jarrett / Sun Bear Concerts

Keith Jarrett 197611 Sun Bear Concerts.JPG

10枚組LPで発売された1978年頃、絶対に買わないと心に決めていた。お金の問題が一番だったが、レコードを収める棚はすでに満杯の状態。押し入れに平積みするしかなかった。時が過ぎ、6枚組CDボックスセットでリリースされたものの、購入にはさらなる決断が必要だった。そもそも、全13曲398分のピアノ・ソロ即興演奏を集中して聴く自信が自分にあるのか。自問自答したものの、答えは簡単だった。聴かなきゃわからないはずだ。酒屋に並んだ酒がうまいかまずいか。飲まなきゃわからないのである。

京都、大阪、名古屋、東京、札幌でのピアノ・ソロ・コンサート。イマジネーションと闘う長い旅。キース本人は鍵盤を叩き始めたら、終止符をいつ打つかは自分で決めるしかない。だが、アンコールを除いた10曲は、全て30分から40分を少し超える長さで区切りをつけている。まさか、ピアノの上に時計を置いているはずもなく、舞台の袖からスタッフが合図を送っていることもありえない。キースの集中力の限界が、この時間の長さなのだろう。さて、このアルバムのタイトルがなぜに「サンベア」となったのか。その答えは、ライナーノーツで菅野沖彦氏が書いている。これも、アルバムを買わなきゃわからないのだ。

Disc 1
1. Kyoto, November 5, 1976, Part 1
2. Kyoto, November 5, 1976, Part 2

Disc 2
1. Osaka, November 8, 1976, Part 1
2. Osaka, November 8, 1976, Part 2

Disc 3
1. Nagoya, November 12, 1976, Part 1
2. Nagoya, November 12, 1976, Part 2

Disc 4
1. Tokyo, November 14, 1976, Part 1
2. Tokyo, November 14, 1976, Part 2

Disc 5
1. Sapporo, November 18, 1976, Part 1
2. Sapporo, November 18, 1976, Part 2

Disc 6
1. Encores: Sapporo
2. Encores: Tokyo
3. Encores: Nagoya

Keith Jarrett - piano

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George Adams / Nightingale

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1988年に日本で発足したsomethin' elseレーベルの第2回新譜。当時はLPとCDの同時発売だったのだろう。LPのライナーノーツの用紙をそのまま縮小しCDに入れたため、あまりにも小さい文字で読んでいなかった。今回、初めて目を通したところ、このアルバムの意図を理解することができた。

Danny Richmond(ダニー・リッチモンド)は1988年3月15日、Gil Evans(ギル・エバンス)は同年同月20日に他界。二人に捧げるために、ジョージ・アダムス自身が企画したアルバムである。「明日に架ける橋」を渡り、「この素晴らしき世界」に喜びを感じ、いくつかの「川」を越えて、「家路」につくという構成。そして、アダムスは、このアルバムを発表した4年後の92年11月14日に他界。享年52歳。素晴らしいアルバムを遺してくれた。

1. Bridge Over Troubled Water
2. What A Wonderful World
3. Cry Me A River
4. A Nightingale Sang In Berkeley Square
5. Moon River
6. Precious Lord, Take My Hand
7. Ol' Man River
8. Goin' Home

George Adams - tenor saxophone, flute, soprano saxophone
Hugh Lawson - piano
Sirone - bass
Victor Lewis - drums

Recorded on August 19 & 20, 1988 at A & R Recording, NYC.

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Charles Lloyd / Vanished Gardens

Charles Lloyd 201709 Vanished Gardens.JPG

モンタレー・ジャズ・フェスティバルのライブアルバムForest Flower(1966年9月18日録音)で、時の人となったチャールス・ロイド。それから53年。今年で81歳を迎えたが、いまだに現役である。このアルバムは、全10曲中、偶数番目にルシンダ・ウィリアムズの渋いボーカルが入る。9曲目はロイドとビル・フリゼールのデュオでMonk's Mood(セロニアス・モンク作)。ラストは、このデュオにウィリアムズのボーカルが入ったAngel(ジミ・ヘンドリックス作)。

ロイドとウィリアムズのオリジナル曲が中心だが、最後にモンクとジミヘンを配置するという憎い構成。年齢を重ねる毎に音楽の幅が広がるロイド。リアルタイムで自分が追いかけているジャズマンの一人だ。そろそろ、次の新作を期待したい。

1. Defiant
2. Dust
3. Vanished Gardens
4. Ventura
5. Ballad Of The Sad Young Men
6. We've Come Too Far To Turn Around
7. Blues For Langston And LaRue
8. Unsuffer Me
9. Monk's Mood
10. Angel

Charles Lloyd - tenor saxophone, alto flute, ghost vocals
Lucinda Williams - vocals
Bill Frisell - guitar
Greg Leisz - pedal steel guitar, dobro
Reuben Rogers - bass
Eric Harland - drums

Recorded on April 14, 15 & September 9, 10, 2017 at East West Studios.

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Archie Shepp / Attica Blues

Archie Shepp 197201 Attica Blues.JPG

総勢40人によるジャズ、ゴスペル、ブルース、ソウル、ファンク、何でもありのブラック・ミュージック。しかも、ボーカルとナレーションが主体となっている。

2011年7月付けの原田和典氏のライナー・ノーツにこう書かれている。『本アルバムのタイトルは71年9月9日にニューヨーク州アッティカの刑務所で起こった囚人暴動にちなむ。囚人の半数以上がアフリカ系アメリカ人およびプエルトリカンだったのに対し、看守は全員白人であり、ニガー・スティックなる棍棒等でのリンチは日常茶飯事だったと伝えられる。暴動を知ったニューヨーク州知事ネルソン・ロックフェラーは州兵に武力弾圧を命じ、39人に死をもたらした』。

つまり、この事件から4ヶ月余りでこの作品を録音したことになる。しかも、アーチー・シェップは、死者と同数のミュージシャン、ナレーター、アレンジャーなど39人を集めて。このアルバムの企画に理解を示したジャズレーベル「インパルス」にも拍手を送りたい。

1. Attica Blues
2. Invocation Attica Blues
3. Steam, Part 1
4. Invocation To Mr. Parker
5. Steam, Part 2
6. Blues For Brother George Jackson
7. Invocation Ballad For A Child
8. Ballad For A Child
9. Good-Bye Sweet Pops
10. Quiet Dawn

Archie Shepp - tenor saxophone, soprano saxophone
Clifford Thornton - cornet
Roy Burrows, Charles McGhee, Michael Ridley - trumpet
Cal Massey - fluegelhorn
Charles Greenlee, Charles Stephens, Kiane Zawadi - trombone
Hakim Jami - euphonium
Clarence White - alto saxophone
Marion Brown - alto saxophone, flute, bamboo flute, percussion
Roland Alexander, Billy Robinson - tenor saxophone
James Ware - baritone saxophone
John Blake, Leroy Jenkins, Lakshinarayana Shankar - violin
Ronald Lipscomb, Calo Scott - cello
Dave Burrell - electric piano
Walter Davis, Jr. - electric piano, piano
Cornell Dupree - guitar
Jimmy Garrison, Gerald Jemmott, Roland Wilson - bass
Ollie Anderson, Nene DeFense, Juma Sultan - percussion
Beaver Harris, Billy Higgins - drums
Joshie Armstead, Henry Hull, Waheeda Massey, Albertine Robertson, Joe Lee Wilson - vocal
Bartholomew Gray, William Kunstler - narrator
RoMas - arranger
Romulus Franceschini - conductor

Recorded on January 24, 25 & 26, 1972 at A&R Studios, NYC.


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2019年06月14日

Hugh Lawson / Prime Time

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ライナー・ノーツでは、杉田宏樹氏がヒュー・ローソンを「隠れた名手」と評している(2015年6月付け)。全くその通りだと思う。1957年から活動を始め、最初のリーダーアルバムが、1977年に録音されたこのPrime Time。そして、1983年にColour、1989年にCasablancaを録音して幕を閉じている。つまり、生涯でのリーダーアルバムは3枚のみ。

自分自身も、1988年録音のジョージ・アダムスのアルバムNightingaleを購入して、初めてローソンを知った。日本で紹介されてこなかった「閉ざされた名手」でもある。初めてのリーダーアルバムということで、ローソンは一曲目から気合が入っていて、80年代を前にした力強いピアノ・トリオである。だが、ジャケットにもう一工夫欲しかった。

1. The Highest Mountain
2. Blue Bone
3. The Need To Smile
4. The Duke Ellington Sound Of Love
5. Rip-Off
6. I Fall In Love Too Easily
7. I'll Keep Loving You
8. Make Me Rainbows
9. Falling For You
10. The Highest Mountain [alternate take]
11. The Need To Smile [alternate take]

Hugh Lawson - piano
Bob Cranshaw - bass
Ben Riley - drums

Recorded on October 20, 1977 in NYC.

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2019年06月13日

「徒然ディラン No.430」 Rita May

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ディランは、この曲をアルバム「Desire(欲望)」に向けて1975年7月に録音(その時点のタイトルはRita Mae)。しかし、「欲望」には収録されず、76年5月に一度だけライブで演奏。その後、シングル「メンフィス・ブルース・アゲイン」のB面として76年11月にリリースされたものの、埋もれたしまった曲。2019年6月リリースの14枚組アルバム「ローリング・サンダー・レヴュー」の中でリハーサル音源(75年10月19日録音)として蘇った。しかしながら、シングルB面を聴いたことがないので何とも言えないが、少なくとも歌詞の内容はあまりにも粗雑で、音合わせに使う程度の曲なのだろう。

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2019年06月12日

Gato Barbieri / Chapter One - Latin America

Gato Barbieri 197304 Chapter One - Latin America.JPG

ガトーの音楽は、ジャズの領域を超えて、南米音楽の要素を組み入れたフュージョン。むしろ、ラテン系音楽にジャズを仕込んだと言ってもいい。ジャケット写真がいい。「オレ、ガトー・バルビエリ。まぁ、オレの音楽を聴いてみなよ」と語っている。ガトーの音楽が、ジャズとして組み入れられてきたことで、ジャズの垣根が広がったとも言える。そういう意味での彼の功績は大きい。

CDのライナーノーツを改めて読んだところ、続編アルバムが3枚(Chapter Two: Hasta Siempre, Chapter Three: Viva Emiliano Zapata, Chapter Four: Alive In New York)あることを初めて知った。だから、最後の曲はTo Be Continuedとなっているのだ。Chapter Threeが安価だったので、さっそくAmazonで注文。自分自身もTo Be Continued状態に。

1. Encuentros
2. India
3. La China
Part 1: La China Leoncia Arreo
Part 2: La Correntinada Trajo Entre
Part 3: La Muchachada
Part 4: La Flor De La Juventud
4. Nunca Mas
5. To Be Continued

Gato Barbieri - tenor saxophone
Adalberto Cevasco - fender bass (tracks 1-4)
Raul Mercado - quena (tracks 1-3)
Amadeo Monges - indian harp (tracks 1-3)
Quelo Palacios - acoustic guitar (tracks 1-3)
Antonio Pantoja - anapa, erke, siku, quena, erkencho (tracks 1-3)
Domingo Cura - bombo indio (indian drums) (tracks 1-3)
El Zurdo Roizner - percussion (tracks 1-3)
Ricardo Lew - electric guitar (tracks 1,3)
Isoca Fumero - charango (tracks 1,3)
Pocho Lapouble - drums (tracks 1,3)
Jorge Padin - percussion (tracks 1,3)
Dino Saluzzi - bandoneon (track 4)
Osvaldo Bellingieri - piano (track 4)

Tracks 1, 2, 3 & 4
Recorded in April 1973 at Music Hall, S.A.C.I.S.I. , Buenos Aires.

Track 5
Recorded in April 1973 at Odeon Studios, Rio de Janeiro.


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「徒然ディラン No.429」 Rake And Ramblin' Boy

Bob Dylan 201906 The Rolling Thunder Revue - The 1975 Live Recordings BOX.JPG

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アルバムThe Rolling Thunder Revue - The 1975 Live Recordingsが先日届いた。14CDボックスセット。全148曲(1分間のラジオ広告録音を含む)、トータル10時間34分。

最初の3枚はリハーサルを収録。その1曲目がジョーン・バエズ作のRake And Ramblin' Boyなのだが、バエズは参加していない。演奏は途中で何となく終わってしまう。単なる音合わせだったのだろう。

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2019年06月11日

Keith Jarrett / The Survivor's Suite

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タイトルには組曲とあるが、Beginning(27分10秒)で始まってConclusion(21分18秒)の2曲で終わってしまう構成。だが、それぞれの曲の中に起承転結があり、何度も聴き込んでいくと一つのドラマを描いているような気がしてくる。さらに注意深く聴き込むと、多重録音をしている感じだ。多重録音を全面的に否定するつもりはない。しかしながら、アルバムSolo-ConcertsやThe Koln Concertで、究極のソロ・インプロビゼーションを演じたキースに、その必要性があったのだろうか。

トータル48分余りの演奏は、ダレる箇所が全くなく完璧。敢えて言えば、人影のないプール付きの家をジャケットにした点だろうか。せめて煙突から煙が出ていれば人の気配を感じたのに。それより、邦題の「残氓(ざんぼう)」の意味が未だに解らない。

1. The Survivor's Suite - Beginning
2. The Survivor's Suite - Conclusion

Keith Jarrett - piano, soprano saxophone, bass recorder, celeste, drums
Dewey Redman - tenor saxophone, percussion
Charlie Haden - bass
Paul Motian - drums, percussion

Recorded in April 1976 at Tonstudio Bauer, Ludwigsburg.

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「徒然ディラン No.428」 Sara

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ディランという男を、ミュージシャンを、ノーベル文学賞受賞者を理解するのは、そう簡単ではない。この曲が録音された1975年7月時点では、Sara(サラ)はディランの妻。同年10月から翌76年1月までに、この曲をライブで33回演奏している。曲の締め括り。Sara, oh Sara, Don't ever leave me, don't ever go(サラ、サラ、見捨てないでくれ、行かないでくれ)。

1977年6月。10年以上続いたサラとの結婚生活に終止符を打ち離婚するのだが、その2年前に「行かないでくれ」と歌ったディラン。極めて個人的であり、危うい家庭の事情を歌にしたディラン。だが、この曲を収録したアルバムは「Desire(欲望)」なのである。「行かないでくれ」と歌ってはいるものの、ジャケットのディランは、「ぼちぼち、終わりにしようか」と言っている感じ。

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2019年06月08日

「徒然ディラン No.427」 Black Diamond Bay

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ギリシャ人やソビエト大使が登場するものの、時代背景が不明確なまま曲は進んで行く。やがて曲の最後に、アメリカの良心とかつて呼ばれたジャーナリストWalter Cronkite(ウォルター・クロンカイト)が7時のニュースで登場し、この曲が録音された1975年に一気に引きずり込まれる。そのニュースでは、「地震があり、残ったのはパナマ帽子とギリシア風サンダル」と伝える。この曲に隠されたキーワードは、ベトナム戦争の終焉、それともソビエトとのデタントだったのか。

アルバムDesireに収められた9曲すべてはディランの傑作に位置づけられるだろう。ライブでの演奏回数もそれぞれ多いはずと思い、調べてみた結果が以下の通り。なぜか、このBlack Diamond Bayは僅か1回。ディランがこの曲を封印してしまった理由は、自分の中ではいまだに不明である。
・Hurricane - 33回
・Isis - 46回
・Mozambique - 17
・One More Cup Of Coffee (Valley Below) - 151回
・Oh, Sister - 67回
・Joey - 82回
・Romance In Durango - 38回
・Black Diamond Bay - 1回
・Sara - 33回

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2019年06月06日

Miroslav Vitous / Infinite Search

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LPのアルバム装丁は凝っていた。ジャケットの中央が窓になっていて、見開くと黒を背景にヴィトウスの顔全体の写真。タイトルInfinite Search(邦題:限りなき探求)を象徴するようなアイデアであった。残念ながら、CDのジャケットにはそのカラクリはない。LPをいつ購入したかは、はっきりと覚えていない。大学のジャズ研に入ってウッドベースを始めた頃、ヴィトウスのベースは凄いぞ!と先輩から聞いたのがきっかけだった気がする。それまでは、いわゆる4ビートジャズを中心に聴いていたが、ヴィトウスのベースを聴いて、正直ぶったまげた。ベースがリズム・セクションではなく、フロントに位置している。特に、1曲目のFreedoem Jazz Danceでは、ベースでこの難解なメロディを演奏。

所有するアルバムの中で、Freedoem Jazz Danceが収録されているのは、録音順に以下の6枚。フィル・ウッズの健闘?が光るが、ヴィトウスのベースを超えるアルバムにはまだ出会っていない。
・Miles Smiles / Miles Davis (October, 1966)
・Alive And Well In Paris / Phil Woods (November, 1968)
・Woods Notes / Phil Woods (1969)
・Infinite Search / Miroslav Vitous (November, 1969)
・At The Frankfurt Jazz Festival / Phil Woods (March, 1970)
・KJLH / The Great Jazz Trio (October, 1977)

1. Freedom Jazz Dance
2. Mountain In The Clouds
3. When Face Gets Pale
4. Infinite Search
5. I Will Tell Him On You
6. Epilogue
7. Cerecka

Joe Henderson - tenor saxophone
John McLaughlin - guitar
Miroslav Vitous - bass
Herbie Hancock - piano
Jack DeJohnette - drums
Joe Chambers - drums

Recorded in November 1969 in NYC.

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2019年06月05日

「徒然ディラン No.426」 Romance In Durango

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ディランとJacques Levy(ジャック・レヴィ)の共作。歌詞の内容からすると、少なくとも骨格はディランが書いたのだろう。断片的な描写で物語を進めていくのは、ディランの得意技だ。まるで紙芝居をシャッフルして見せられている感じ。最後まで聴くと、酒場で人を撃った男が、婚約者とドゥランゴという街まで逃亡する話なんだとようやくわかる。タイトルには「ロマンス」とあるが、決してロマンチックな恋愛の話ではない。

1975年7月28日にアルバムDesireの録音完成。同年10月30日から2003年11月24日まで、計37回のライブ演奏を行っている。アルバムThe Rolling Thunder RevueとBiographに、75年11月20日と12月4日の演奏が収められている。録音順に聴くと、「ドゥランゴのロマンス」が「ドゥランゴの狂気」に変貌していくのだ。

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2019年06月03日

「徒然ディラン No.425」 Joey

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ニューヨークの殺し屋Joseph "Joey" Gallo(ジョゼフ・ジョーイ・ギャロ、1929年4月7日−72年4月7日)をモデルにした曲。ディランとJacques Levy(ジャック・レヴィ)の共作となっているが、レヴィが歌詞を書いたという説が有力らしい。そう言われると、確かなような気がする。歌詞の内容は、ギャロの生い立ちから死に至るまでを、正確に描いている様だ。ディランならば、事実を折り曲げないものの、伝えたいことを軸に置いて、それ以外は自分の想像に任せていくやり方。

アルバムDesireに向けての録音を完成したのは1975年8月11日。それから10年以上経った87年7月4日から初めてライブで歌い始めている。そして、2012年11月4日までに82回。ディランの中では10年間封印した曲とも言える。その理由、現時点では不明。

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Ralph Peterson / V

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ブルーノートの姉妹レーベルとして1988年に日本で発足したsomethin' elseの第1回新譜。その後、このレーベルがどうなっているかと改めて調べたところ、2013年創立25周年の情報を入手できたが、それまでだったようだ。

このアルバムを購入した時、90年代へ向けてのジャズの新しい息吹を感じたのだが、ある種の不安もあった。エキサイティングであり、楽器のバランスも良く、緊張感もある。だが、ジャズという音楽に対しての「飢え」を感じなかった。「創作」であって「創造」でないような…。このアルバムが売れないと、アパート代払えないとか、飲み屋のツケがやばいとか、楽器を質屋に入れるしかないとか。「良質」のジャズを提供しよとしたsomethin' elseだったのだろうが、ジャズはそもそも「不良」なのだ。

1. Enemy Within
2. Monief
3. The Short End Of The Stick
4. Soweto 6
5. Viola's Dance
6. Bebopskerony

Steve Wilson - alto saxophone, soprano saxophone
Terence Blanchard - trumpet
Geri Allen - piano
Phil Bowler - bass
Ralph Peterson - drums

Recorded on April 19 & 20, 1988 at A&R Recording, NYC.

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