2017年10月20日

Bill Evans / Montreux II

Bill Evans 197006 Montreux II.JPG

今週は田園都市線のトラブルに二日続けて巻き込まれ、酒を飲んでいるより電車に乗っている時間が長かった一週間。

このアルバムは、2011年1月5日、神田明神の初詣の前に、初めて行った神保町のジャズ喫茶BIG BOYで聴いて気に入り購入した。エディ・ゴメスのベースに感動。一般的な評価はそれほど高いアルバムではないようだが、耳で聴かず、体で聴けば、素晴らしいアルバムだと思う。

しかしである。その後、BIG BOYは禁煙となり、縁を切った。店主に理由を聴いたら、煙草の煙でオーディオにダメージがあるとのこと。機械は直せる。人との縁は簡単には修復できない。客を捨て機械を選んだBIG BOYをこちらから捨てたのある。

1. Introduction - Very Early
2. Alfie
3. 34 Skidoo
4. How My Heart Sings
5. Israel
6. I Hear a Rhapsody
7. Peri's Scope

Bill Evans - piano
Eddie Gomez - bass
Marty Morell - drums

Recorded Live June 19, 1970, At Montreaux Jazz Festival, Switzerland
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2017年10月02日

中上健次 / 破壊せよ、とアイラーは言った

この本を読むのは何年振りだろうか。所有していたはずの本は行方不明。古本をAmazonで購入した。その理由は至って簡単。アイラーのアルバムを立て続けに聴いたため。そして、新たに発見した健次のフレーズ。

「初めてステレオを買ってみた。・・・昔、好きだったコルトレーンをさがして、さっそくそのステレオでかけた。・・・家で耳にするそのジャズの音のショボさに私は耳を疑った。ジャズはモダンジャズ喫茶店で聴くものである。」

その通り。だが、そんなジャズ喫茶には青春18きっぷで旅をしないと出会うことができない時代になってしまった。

中上健次 - 破壊せよ、とアイラーは言った.JPG
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2017年09月17日

Miles Davis / At Plugged Nickel, Chicago

Miles Davis 196512 At Plugged Nickel, Chicago.JPG

このアルバムを最初にブログに書いたのは、2012年6月19日。その冒頭には、「台風4号接近中。和歌山から上陸し、現在は愛知県を通過。未明には関東地方直撃の見通し。こんな夜は、ジャズと酒で時を過ごすしかない。」とあった。

プラグド・ニッケルと台風。何かの因縁があるのかも知れない。Vol.1とVol.2で販売されたLPが、そのまま2枚組CDの廉価盤となり購入。LPでは聴き取れなかった音がCDでは鮮明に・・・と書きたいのだが、今のところ自分の神経細胞には上陸せず。

http://kubo.sblo.jp/article/56580295.html
http://kubo.sblo.jp/article/56580441.html

Vol.1
1. Walkin'
2. Agitation
3. On Green Dolphin Street
4. So What - Theme

Vol.2
1. 'Round About Midnight
2. Stella By Starlight
3. All Blues
4. Yesterdays - Theme

Miles Davis - trumpet
Wayne Shorter - tenor saxophone
Herbie Hancock - piano
Ron Carter - bass
Tony Williams - drums

Recorded Live At: "Plugged Nickel" Chicago, December 22&23, 1965.
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Curtis Fuller / Blues-ette

Curtis Fuller 195905 Blues-ette.JPG

LP、CDのどちらの解説も、このアルバムの影の主人公はベニー・ゴルソンであると書いている。そして、ゴルソン・サウンド、ゴルソン・ハーモニーなる名称を使って称賛。

ベニー・ゴルソンとカーティス・フラーは、1958年から1年契約でジャズ・クラブ「ファイブ・スポット」に出演して、リズム陣を固定せずにセッションを繰り返し、その結果がこのアルバムに結び付いたとのこと。

そんな背景を知ると、なおさら愛着が湧いているアルバムなのだが、安っぽいジャケットが雰囲気を壊している。

1. Five Spot After Dark
2. Undecided
3. Blues-Ette
4. Minor Vamp
5. Love Your Spell Is Everywhere
6. Twelve-Inch

Curtis Fuller - trombone
Benny Golson - tenor sax
Tommy Flanagan - piano
Jimmy Garrison - bass
Al Harewood - drums

Rudy Van Gelder Studio, Hackensack, NJ, May 21, 1959
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2017年09月16日

Weather Report / Mysterious Traveller

Weather Report 197405 Mysterious Traveller.JPG

LPのときはテキトーに聴いていた。今回、CDを購入したので気合入れて聴いてみたのだが、やはり掴みどころのない浮遊感が漂った。

LPのライナーノーツを担当した岩浪洋三氏は、ミステリアス、リズミック、ナチュラル、ブラック・ファンク、イマジネーション、シャングリラ、ビューティフルなる言葉を並べ、「このアルバムの成功によって、ウェザー・リポートが、マイルス、ハンコックとともに今日もっとも重要なグループのひとつであることがはっきりと証明されたのである」と結んでいる。

だが、何が成功だったかをきちんと語っていない。むしろ、初期WRの最大の失敗作ではないだろうか。ミステリアスという言葉で逃げて、自分達の音楽の置き場所を不確かなものにした。立ち合いで変化した大関。

しかしである、このアルバムから2年後にHeavy Weatherという横綱級ジャズを世に出し浮遊感を吹き飛ばした。

1. Nubian Sundance
2. American Tango
3. Cucumber Slumber
4. Mysterious Traveller
5. Blackthorn Rose
6. Scarlet Woman
7. Jungle Book

Josef Zawinul - electric and acoustic piano, synthesizer, guitar, kalimba, organ, tamboura, clay drum, tack piano, melodica
Wayne Shorter - soprano and tenor saxophone, tack piano
Miroslav Vitous - upright bass (track 2 only)
Alphonso Johnson - bass guitar
Ishmael Wilburn - drums
Skip Hadden - drums (tracks 1 and 4 only)
Dom Um Romao - percussion, drums

Guests:
Ray Barretto - percussion (track 3 only)
Meruga - percussion (track 1 only)
Steve Little - timpani (track 6 only)
Don Ashworth - ocarinas and woodwinds (track 7 only)
Isacoff - tabla, finger cymbals (track 7 only)
Edna Wright - vocalists (track 1 only)
Marti McCall - vocalists (track 1 only)
Jessica Smith - vocalists (track 1 only)
James Gilstrad - vocalists (track 1 only)
Billie Barnum - vocalists (track 1 only)

Recorded February 1974 - May 1974 Devonshire Sound, Los Angeles
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鈴木良雄 / 人生が変わる55のジャズ名盤入門

鈴木良雄 - 人生が変わる55のジャズ名盤入門.JPG

発行:竹書房 2016年2月11日 1,000円+税

8月25日、盛岡のジャズ喫茶「開運橋のジョニー」で鈴木さんのライブの時、直接ご本人から購入した。55枚の中で所有していないのは4枚。Amazonで調べたが廉価盤は見当たらず、とりあえず、ほしい物リスト入れておいた。

ジャズマンが書いた本なので、実体験が記載されていて楽しく読める。例えば、モダン・ジャズ・カルテットの「ジャンゴ」のページ。

『大学の頃は、雀荘にいるかジャズ研の部室にいるか、新宿のジャズ喫茶にいるか・・・でしたからね。』全く同じである。自分の場合は、中野か吉祥寺だったけど。鈴木さんはちょうど人生の10年先輩。ジャズ研とは人生を勉強する場所だった。所有していない4枚を聴けば、さらに人生が変わるような気がする。

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町田「Nica's ライブ」

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高橋知己、元岡一英、小杉敏、渡辺文男。このメンバーは聴くしかない。仕事を一時間ほど早めに切り上げ町田へ。Nica'sへ入る前に腹ごしらえしよとしたら、かつての職場で飲み友達だった人とばったり。昨年末はさっさと定年退職したので、挨拶すらしていなかった。近々、飲む約束を交わした。

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Nica'sに入るとテーブルに自分の名札がない。予約すれば席を確保し、手書きの名札を置いてくれるシステム。一週間前に予約メール入れて確認メールをもらっていたのだが…。ちょっとした手違いがあった模様。それが逆に功を奏して一番前の席に座れた。

彼等の演奏を満喫するには最高のポジション。だが、写真撮影は気がとがめた。目の前でシャッターを切られたら気が散るはず。なので、ピアノと小杉さんのウッドベースを撮影。

開演を待っていたら、学生時代のジャズ研の先輩が現れた。この日は2回目のばったりである。

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終演となったところで、遠慮なく何枚か撮影。元岡さんが写真に入らなかったのが残念。

で、先輩から1971年のスイングジャーナルで、チックコリアの記事を探しているんだけど持ってない?と尋ねられた。71年は7月号から12月号まで保管していたので、さっそく調べたが見つからず。これも残念。
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2017年09月09日

McCoy Tyner / Atlantis

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マッコイがコルトレーンのグループから離れ、彼自身のジャズを模索。たどり着いたのがこのライブアルバム。それを支えた一人が、ベーシストのJoony Boothではないだろうか。ちなみに、アルバムによっては JuiniやJuniとクレジットされている。Booth自身のサイトではJuini。本田竹曠のアルバムSalaam Salaamにも参加。

なぜかマッコイの中古CDが市場には出回らず、ようやく廉価版を購入。

LPの時にライナー・ノーツを担当した悠雅彦氏は、Joony Boothをこき下ろした。そして、悠氏の推測通りBoothは、このアルバムを最後にマッコイグループから去っている。

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1. Atlantis
2. In A Sentimental Mood
3. Makin' Out
4. My One And Only Love
5. Pursuit
6. Love Samba

Azar Lawrence - tenor saxophone, soprano saxophone
McCoy Tyner - piano
Joony Booth - bass
Wilby Fletcher - drums
Guilherme Franco - percussion

Tracks 1,2,4,6:
Recorded "Keystone Korner", San Francisco, CA, August 31, 1974
Tracks 3,5:
Recorded "Keystone Korner", San Francisco, CA, September 1, 1974
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Miles Davis / The Man With The Horn

Miles Davis 198105 The Man With The Horn.JPG

6年の沈黙を破って復活を果たしたアルバム。

日本では1981年夏に発売になり、その年の10月2日から11日まで来日コンサートが。10月4日の新宿西口特設会場でのコンサートを体感したが、演奏そのものはあまり覚えていない。会場にはレーザー光線が飛び交い、足を引きずって舞台に登場したマイルスを見ることができただけで大満足だった。

466円の輸入盤CDを購入。LPは10年ほど前に放出してしまったので、久し振りにじっくりと聴いた。すると、36年前のライブのイメージが少しずつ蘇ってきた。

1. Fat Time
2. Back Seat Betty
3. Shout
4. Aida
5. The Man With The Horn
6. Ursula

Track 5:
Miles Davis - trumpet
Bill Evans - soprano saxophone, tenor saxophone, flute
Robert Irving - synthesizer
Randy Hall - electric guitar, celeste, synthesizer, vocals
Felton Crews - electric bass
Vincent Wilburn - drums
unknown singers - vocals
Recorded Columbia Studios, NYC, May 1-June, 1980

Tracks 2,4,6:
Miles Davis - trumpet
Bill Evans - soprano saxophone, tenor saxophone, flute
Barry Finnerty - electric guitar
Marcus Miller - electric bass
Al Foster - drums
Sammy Figueroa - percussion
Recorded Columbia Studios, NYC, January, 1981

Track 1:
Evans plays - soprano saxophone
Mike Stern - electric guitar
replaces Finnerty
Recorded Columbia Studios, NYC, March, 1981

Track 3:
Miles Davis - trumpet
Bill Evans - soprano saxophone, tenor saxophone, flute
Robert Irving - electric piano
Randy Hall - synthesizer
Barry Finnerty - electric guitar
Felton Crews - electric bass
Vincent Wilburn - drums
Sammy Figueroa - percussion
Recorded Columbia Studios, NYC, May 6, 1981
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スイングジャーナル 1968年6月号

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表紙はジミー・スミス。マーチン・ルーサー・キングが暗殺されたのは、1968年4月4日。ジャーナルは、ジャズ、黒人、差別のキーワードで企画記事とした。

1963年8月28日の演説"I Have A Dream"は著作権の問題で全ては公開されていないと勝手に思っていたが、国務省出版物としてネット上にあることを発見。演説では、まさしく"I Have a Dream"の言葉が有名であるが、演説の最後には"Let freedom ring"が繰り返されている。 この言葉から、ジャッキー・マクリーンのアルバム"Let Freedom Ring"を連想した。だが、このアルバムは1962年3月19日録音なのである。 一つ勉強になり、一つ課題が増えた。

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John Coltrane / The Last Trane

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3つのセッション、3つのアルバムからドロップした曲を寄せ集めたアルバム。

・August 16, 1957 - Lush Life
・January 10, 1958 - Lush Life, The Believer
・March 26, 1958 - Settin' The Pace

勝手な推測。こういう無計画なアルバムの制作は最後にしようと、プレスティッジが宣言して"The Last Trane"とした。だが、内容的には決して悪くない。タイトルとジャケットを全く異なるものにしていれば、もっと評価が上がったはず。

1. Lover
2. Slowtrane
3. By The Numbers
4. Come Rain or Come Shine

John Coltrane - tenor saxophone
Donald Byrd - trumpet (tracks 1,4)
Red Garland - piano (tracks 1,3,4)
Paul Chambers - bass (tracks 1,3,4)
Earl May - bass (track 2)
Louis Hayes - drums (tracks 1,4)
Art Taylor - drums (tracks 2,3)

Recorded August 16, 1957 (2), January 10, 1958 (1, 4), March 26, 1958 (3) Van Gelder Studio, Hackensack
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2017年09月08日

Thelonious Monk / With John Coltrane

Thelonious Monk 195803 With John Coltrane.JPG

1957年4月、6月、7月のセッションから構成されたアルバム。6曲中、コルトレーンだけのフロントが3曲。2曲はフロント4管、1曲はモンクのソロ。なので、アルバムタイトルから想像されるモンクとコルトレーンの一騎打ちではない。

で、ただ一人フロントに立ったときのコルトレーンは、モンクの曲を消化するのに精一杯の感じ。しかし、この経験を活かして1957年9月にBlue Trainを録音。

1. Ruby, My Dear
2. Trinkle, Tinkle
3. Off Minor
4. Nutty
5. Epistrophy
6. Functional

Thelonious Monk - piano
John Coltrane - tenor saxophone (tracks 1-5)
Ray Copeland - trumpet (tracks 3,5)
Gigi Gryce - alto saxophone on (tracks 3,5)
Coleman Hawkins - tenor saxophone (tracks 3,5)
Wilbur Ware - bass (tracks 1-5)
Shadow Wilson - drums (tracks 1,2,4)
Art Blakey - drums (tracks 3,5)

Recorded April 12, 1957 (track 6), June 26, 1957 (tracks 3,5), July, 1957 (tracks 1,2,4)
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2017年09月05日

Miles Davis / At The Blackhawk Vol.2

Miles Davis 196104 At The Blackhawk 2.JPG

先日、Vol.1と共にCDを購入して驚いた。Vol.1はLPと同じ構成。しかし、Vol.2はLPに収められていたOn Green Dolphine Streetが割愛されている。CDの場合、ボーナストラックはあるものの、その逆は考えられない。

LPとCDのトラック情報を見比べて、その真相が判明した。LPのときは、録音テープに鋏が入っていたのだ。CD化するとき、ライブ演奏をそのまま入れようとしたら全曲が入りきらず、止む無くOn Green Dolphine Streetを割愛というシナリオである。

LPのライナーノーツを担当した岩浪洋三氏は鋏が入っていたこと、CDのライナーノーツ中山康樹氏はLPから一曲割愛されたことに全く触れていない。ということで、ジャズ評論家として、彼らは落第であることを判明したCDなのである。(二人とも、すでに他界しているのだが・・・)

下記のデータは、各曲と、LPそしてCDの演奏時間。長年騙されてきた自分も情けない。

1. Well, You Needn't 4:45 / 8:11
2. Fran-Dance 6:04 / 7:37
3. So What 12:36 / 12:41
4. On Green Dolphine Street 7:53 / -
5. Oleo 5:12 / 7:06
6. If I Were A Bell 8:37 / 12:36
7. Neo 12:44 / 12:41

Miles Davis - trumpet
Hank Mobley - tenor saxophone
Wynton Kelly - piano
Paul Chambers - bass
Jimmy Cobb - drums

Recorded April 21,22 1961 at "The Blackhawks", San Francisco
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2017年09月03日

Miles Davis / At The Blackhawk Vol.1

Miles Davis 196104 At The Blackhawk 1.JPG

ディスコグラフィによると、4/21のセッションは以下のようになっている。

◆1st set: No Blues / Bye Bye (theme)
◆2nd set: All Of You / Bye Bye Blackbird / Walkin' / Love, I've Found You / Teo (as Neo) / I Thought About You
◆3rd set: If I Were A Bell / Bye Bye (theme)

つまり、1stセットと2ndセットの8曲から6曲を選択し、順番を入れ替えてアルバム化した。LPの場合は両面に配置するための制約があるが、CDならば演奏順にすべきである。ライブなのだから、いきなり全開のWalkin'でスタートはしない。No Bluesで互いの感触を確かめながらじわっと入っていくはず。

CDのライナーノーツで中山康樹氏は、そんなことには一切触れていない。そんな中途半端な仕事を引き受けるなと言いたい。

1. Walkin'
2. Bye Bye Blackbird
3. All of You
4. No Blues
5. Bye Bye
6. Love, I've Found You

Miles Davis - trumpet
Hank Mobley - tenor saxophone
Wynton Kelly - piano
Paul Chambers - bass
Jimmy Cobb - drums

Recorded April 21 1961 at "The Blackhawks", San Francisco
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Eric Dolphy / At The Five Spot Vol.1

Eric Dolphy 196107 At The Five Spot 1.JPG

ジャズ研時代、コンボのメンバーにFire Waltzやろうぜとボソッと言ったのだが、全く賛同を得られなかった。いや、賛成も反対もなかったのである。つまり無視された。その後、My Favorite Thingsを持ちだしたらメンバーは何気なく乗り気になってきた。

どちらも3/4拍子の曲。何故にFire Waltzは受け入れられなかったのか。40年経った今、ようやく分かった。コルトレーンとドルフィーの違いだったのだ。ジャズ研のメンバーと言え、ドルフィーは聴かず嫌いが多かったような気がする。

Fire Waltzの出だし4小節で、いきなりカウンターパンチ。緊張感とスピード感、結局のところ、40年間、ドルフィーに酔っているのである。

1. Fire Waltz
2. Bee Vamp
3. The Prophet
4. Bee Vamp [alternate take]

Eric Dolphy - alto saxophone (tracks 1,3), bass clarinet (track 2)
Booker Little- trumpet
Mal Waldron - piano
Richard Davis - bass
Ed Blackwells - drums

Recirded July 16, 1961
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スイングジャーナル 1968年7月号

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特別企画「コルトレーン一周忌にあたって」。その中で、ライバルに去られ生気を失ったソニー・ロリンズとある。同号の「世界のジャズ・ニュース」では、ソニー・ロリンズが行方不明との記事。1968年1月の来日の時、ロリンズは「アメリカを脱出したい」とか「ヒマラヤへ行きたい」と漏らしていたらしい。

コルトレーンの特集記事ながら、ロリンズのある種の精神的弱さを感じてしまった。

Swing Journal 196807 B.JPG

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2017年09月02日

Miles Davis / Bags' Groove

Miles Davis 195412 Bags' Groove.JPG

このアルバムについていまさら書くことはないけれど、CDを入手したのでLPでは聞き逃していた新しい発見があるかもしれない。

と、焼酎の力を借りて聴いていたら、Bags' Groove [take 2]は最低だった。マイルスのアドリブの最後はテーマのフレーズを吹いている。この瞬間、酔いが少し醒めた。

ジャズとは、演奏者自身を含め聴き手に対して緊張感を保ち続ける音楽でもある。一瞬のスキを見せたマイルス。

1. Bags' Groove [take 1]
2. Bags' Groove [take 2]
3. Airegin
4. Oleo
5. But Not For Me [take 2]
6. Doxy
7. But Not For Me [take 1]

Miles Davis - trumpet
Milt Jackson - vibraphone
Sonny Rollins - tenor saxophone (tracks 3-7)
Thelonious Monk - piano (tracks 1,2)
Horace Silver - piano (tracks 3-7)
Percy Heach - bass
Kenny Clarke - drums

Recorded 1-2: December 24, 1954 / 3-7: June 29, 1954
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2017年08月31日

John Coltrane / Avant-Garde

John Coltrane 196007 Avant-Garde.JPG

このアルバムは、ほんとうにコルトレーン自身の意思で録音したのだろうか。ジャイアント・ステップスで新たな境地を切り拓き、それから一年後の録音である。

オーネット・コールマンのグループのメンバーを従え、しかもコールマン、ドン・チェリー、モンクの曲を採用。実験的と言えばそれまでなのだが、アヴァンギャルドというタイトルは挑戦的でもある。

それ以上に、このアルバムについてコールマンはどう感じたのだろう。「筋が通ってねえぞ」と吐き捨てた。そして、自身のアルバム"Free Jazz"の録音に臨んだ。

1. Cherryco (Don Cherry)
2. Focus On Sanity (Ornette Coleman)
3. The Blessing (Ornette Coleman)
4. The Invisible (Ornette Coleman)
5. Bemsha Swing (Thelonious Monk, Denzil Best)

John Coltrane - tenor saxophone, soprano saxophone
Don Cherry - cornet
Charlie Haden - bass on Tracks 1,4
Percy Heath - bass on Tracks 2,3,5
Ed Blackwell - drums

Recorded June 28 1960, July 8 1960
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2017年08月19日

Miles Davis / Volume 2

Miles Davis 195403 Volume 2.JPG

守破離の守のマイルスがここにある。忠実に譜面追いかけるマイルス。だが、この一年後にはWalkin'が誕生し、マイルスジャズが狼煙を上げる。

1. Kelo [alternate take]
2. Kelo
3. Enigma [alternate take]
4. Enigma
5. Ray's Idea [alternate take]
6. Ray's Idea
7. Tempus Fugit
8. Tempus Fugit [alternate take]
9. C.T.A. [alternate take]
10. C.T.A.
11. I Waited For You

Miles Davis - trumpet
J.J. Johnson - trombone
Jimmy Heath - tenor saxphone
Gil Coggins - piano
Percy Heath - bass
Art Blakey - drums

Recorded on April 20, 1953 at WOR Studios, New York City.
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スイングジャーナル 1968年8月号

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表紙は・・・記載不要。1968年6月15日に心臓発作で急死したウェス・モンゴメリーの特報。この記事に「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」などで成功した後のインタビューが載っている。死の2か月前まである。

「成功はたしかにぼくにとって大切なことにはちがいないが、最大事というわけではない。すべてのものは人間の生き方に関わっているわけだが、ぼくは自分の音楽以外のものに対する興味をおし殺してまで、自分の音楽活動を広げようとはおもわない。音楽は依然としてぼくにとっては趣味なのだ」

コマーシャルリズムに乗らないと言いたいのだろうが、最後の「ぼくにとっては趣味なのだ」は何を言いたかったのだろう。「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」のような音楽は・・・という意味ではないだろうか。原文を読んでみたい。

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2017年08月06日

Oliver Nelson / Straight Ahead

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ネルソンの水平振幅、ドルフィーの垂直振幅。それぞれのアドリブがぶつかることなく展開されていく。まさしくStraight Ahead。ひたむきな二人の演奏に酔うことができる。

1. Images
2. Six And Four
3. Mama Lou
4. Ralph's New Blues
5. Straight Ahead
6. 111-44

Oliver Nelson - alto saxophone, tenor saxophone, clarinet
Eric Dolphy - alto saxophone, bass clarinet, flute
Richard Wyands - piano
George Duvivier - bass
Roy Haynes - drums

Recorded March 1, 1961 Van Gelder Studio, Englewood Cliffs
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スイングジャーナル 1968年9月号

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表紙はボビー・ハッチャーソン。最も気になった記事はNEW ROCK。

ジャズ&ポップス誌5月号の読者人気投票で、女性歌手の第1位にジャニス・ジョプリンが他のジャズボーカリストを抑えて躍り出た。この時、ジャニスは25歳。2年後の1970年10月に亡くなっている。ちなみに、男性歌手の第1位はサッチモである。

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2017年08月05日

Eric Dolphy / At The Five Spot Vol.2

Eric Dolphy 196107 At The Five Spot 2.JPG

1961年7月16日のファイブ・スポットでのライブ演奏は、5枚のアルバムに分散してリリースされている。At The Five Spot Vol.1, At The Five Spot Vol.2, Here And There, Dash One, Memorial Album。

ドルフィー名義のアルバムは20枚近くあるものの、そのほとんどが死後に発売。この事実からドルフィーは少なくとも生前に正当な評価を受けなかったことが、容易に想像できる。

その中で、このアルバムはPrestige 7294として、生前の1963年後半にリリースされた。当時はどんな評価だったのだろう。

1. Aggression
2. Like Someone In Love

Eric Dolphy - alto saxophone, bass clarinet, flute
Booker Little - trumpet
Mal Waldron - piano
Richard Davis - bass
Ed Blackwells- drums

Recorded July 21, 1961
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Weather Report / Weather Report (ARC)

Weather Report 198100 Weather Report (ARC).JPG

ウェザーリポートのアルバムの中で最低の出来。タイトルもジャケットもいい加減。録音データも明記されていない。使えそうな音源を集めてアルバムにしたのだろう。なので、一曲一曲は悪くない。だが、方向性は何も見えない。明日の天気は、雨のち晴れときどき曇り。そんな感じ。

結局、ジャコは、このアルバムを最後にウェザー・リポートを脱退。まぁ、分かるような気がする。

1. Volcano For Hire
2. Current Affairs
3. N.Y.C. - Part 1: 41st Parallel - Part 2: The Dance - Part 3: Crazy About Jazz
4. Dara Factor One
5. When It Was Now
6. Speechless
7. Dara Factor Two

Josef Zawinul- electric keyboards, piano, clay drum, drum computer, percussion, voice, horn, woodwind
Wayne Shorter - tenor and soprano saxophones
Jaco Pastorius - bass guitar, percussion, voice
Peter Erskine - drums, drum computer, claves
Robert Thomas, Jr. - percussion

Released January 1982
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John Coltrane / The Paris Concert

John Coltrane 196211 The Paris Concert.JPG

タイトルは嘘をついてはいない。だが、ある日のパリでのコンサートではない。こういうパッケージの作り方を個人的にパブロ商法と呼んでいる。

1963年11月1日。パリでのコンサートは4曲演奏。だが、アルバム化できる内容は26分を超えるMr. P.C.のみ。この一曲を世に出すために、1962年11月17日のパリでの演奏を突っ込んでリリース。

音源を集めておいて、いい組み合わせが揃ったら販売。福袋的。それでも聴きたくなるMr. P.C.は、真夏の夜を吹き飛ばすか如く疾走。圧巻。

1. Mr. P.C.
2. The Inchworm
3. Everytime We Say Goodbye

John Coltrane - soprano saxophone, tenor saxophone
McCoy Tyner - piano
Jimmy Garrison - bass
Elvin Jones - drums

Recorded at Olympia Theater, Paris on Nov. 17, 1962 (tracks 2,3) / at Salle Pleyel, Paris, Nov. 1, 1963 (track 1)
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2017年08月02日

Teddy Charles / The Teddy Charles Tentet

Teddy Charles 195601 Tentet.JPG

ひさしぶりのNEWアルバム。このNEWは、LPないしはLPから焼いたCDの買い替えではなく、初めて所有するアルバムと言う意味。それが1956年1月の録音なので、自分的には幻の名盤。

同じ1月末にミンガスが直立猿人を録音している。メンバーは、J.R. MonteroseとMal Waldronがかぶる。言葉が適切ではないがスコア重視のジャズ。綿密な計算をした訳でなく、ラフなスケッチを譜面に落とし、スタジオでセッションを重ねて録音に臨んだのではないだろうか。で、録音は3日を費やした。

それと類するようにレーベルATLANTICにしては、手の込んだジャケット。ならば、タイトルも安易にTentetとせず、一曲目のVibrationsにすれば、ジャケットとの相乗効果があったはずだ。

1. Vibrations
2. The Quiet Time
3. The Emperor
4. Nature Boy
5. Green Blues
6. You Go to My Head
7. Lydian M-1

Art Farmer - trumpet, credited as Peter Urban
Don Butterfield - tuba
Gigi Gryce - alto saxophone
J.R. Monterose - tenor saxophone
George Barrow - baritone saxophone on tracks 2,4-6
Sol Schlinger - baritone saxophone on tracks 1,3,7
Teddy Charles - vibraphone
Mal Waldron - piano
Jimmy Raney - guitar
Teddy Kotick - bass
Joe Harris - drums

Recorded January 6,11,17 1956.

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2017年07月30日

Thelonious Monk / Monk's Music

Thelonious Monk 195706 Monk's Music.JPG

中古CDを購入して改めて聴き直した。

モンクのアルバムの中で最もユニークなジャケット。完全なる脇見運転。しかも、左手には火のついた煙草が。

"theloniou monk septet with coleman hawkins, art blakey, gigi gryce"と書いてある。コルトレーンは、まだまだオマケみたいな存在だった。演奏の中身もユニーク。というか間違いが多発。それを許してしまったプロデューサーのオリン・キープニューズも太っ腹である。ということで、これがモンクの音楽 - Monk's Music - というタイトルにしたことが、このアルバムの価値を高めている。

アドリブが入るタイミングの間違いなんて取るに足りないこと。ジャズとはそういうものだ。間違いではなく、そうしたかっただけで一件落着。学生時代のジャズ研の頃。「ベースのリズム、走っていないか?」「走りたいから…」それで終わりである。「研究の進捗、遅れていないか?」「じっくりやりたいから…」それで定年退職した。

1. Abide With Me
2. Well You Needn't
3. Ruby, My Dear
4. Off Minor [take 5]
5. Off Minor [take 4]
6. Epistrophy
7. Crepuscule With Nellie [take 6]
8. Crepuscule With Nellie [take 4 & 5]

Thelonious Monk - piano
Ray Copeland - trumpet
Gigi Gryce - alto saxophone
Coleman Hawkins - tenor saxophone
John Coltrane - tenor saxophone
Wilbur Ware - bass
Art Blakey - drums

Recorded June 26, 1957 New York City
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Sonny Clark / Sonny Clark Trio (Blue Note)

Sonny Clark 195711 Sonny Clark Trio (Blue Note).JPG

105円で中古CDを購入したら、別テイク3曲が追加。それらの曲は、The Art Of The Trioというアルバムに組み込まれていたようだ。

ジャケットはなんとも品がないが、タイトルはThe Art Of The Trioのほうがいい。Timeレーベルでも同じタイトルのアルバムSonny Clark Trioがあって混乱するし。

LPの場合、B面最後にI'll Remember Aprilがあって、そのエンディングが余韻を残すのだが、その後に別テイクが始まってしまうと、ちょっと後味が悪い・・・。

Sonny Clark 195711 The Art Of The Trio.jpg


1. Be-Bop
2. I Didn't Know What Time It Was
3. Two Bass Hit
4. Tadd's Delight
5. Softly As In A Morning Sunrise
6. I'll Remember April
7. I Didn't Know What Time It Was [alternate take]
8. Two Bass Hit [alternate take]
9. Tadd's Delight [alternate take]

Sonny Clark - piano
Paul Chambers - bass
"Philly" Joe Jones - drums

Recorded Rudy Van Gelder Studio, Hackensack, NJ, October 13, 1957
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2017年07月29日

Eric Dolphy / Here And There

Eric Dolphy 196109 Here And There.JPG

中古CDを購入したらG.W.の別テイクが加わっていた。このアルバムは、正規のアルバムに入らなかった1960年と61年の3つのセッションから寄せ集めたもの。それでも、233円(手数料別)は得した気分。

1. Status Seeking
2. God Bless The Child
3. April Fool
4. G.W.
5. Don't Blame Me

Eric Dolphy - alto sax (tracks 1,4), bass clarinet (track 2), flute (tracks 3,5)
Booker Little - trumpet (track 1)
Mal Waldron - piano (track 1)
Richard Davis - double bass (track 1)
Eddie Blackwell - drums (track 1)
Jaki Byard - piano (track 3)
George Tucker - double bass (tracks 3,4)
Roy Haynes - drums (tracks 3,4)
Freddie Hubbard - trumpet (track 4)
Bent Axen - piano (track 5)
Erik Moseholm - double bass (track 5)
Jorn Elniff - drums (track 5)

Recorded tracks 1 and 2 on July 16, 1961, Five Spot, New York City
Recorded tracks 3 and 4 on April 1, 1960, Van Gelder Studio, Englewood Cliffs
Recorded track 5 on September 6, 1961, Berlingske Has, Copenhagen
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スイングジャーナル 1968年10月号

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表紙はジム・ホール。今やジャズ評論家の第一人者となった悠雅彦氏の処女作がここにある。50年近く経った今読んでも、その鋭い視点には驚かされる。

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posted by F.Kubo at 16:13| Comment(0) | 日記